田舎暮らしと５匹のわんこ

「赤い首輪をした白い迷い犬」は我が家の犬に吠えられるのに何故来るのか・・・
わんこたちが吠え始めると「またかいっ！」と怒りも沸いてきます＾＾；

さて、そんな日の夕方。
我が家のワンズに食餌を与えていたら
「なな」ちゃんが朝の食餌に口をつけた形跡がない。

犬小屋の奥ににもたれるようにして座っているので
どうしたの？っと
飼い主が頭を突っ込んで触ろうとすると嫌そうに体をずらします。
そこに昨日与えた「大好きなガム」がそのまま残っていました。

こりゃおかしいっ！！！

ガムを食べないなんてありえません。
そういえば赤い首輪の白い犬の出現以来、ななが小屋の外にいる姿を見ていないのを思い出しました。

「おいで・・・」と軽く首輪を引くと
犬小屋からのっそり出てきたのですが、ふらっとよろけます。

もう・・・あわてて抱きかかえて玄関にマットを引いて・・とにかく温めようとしましたが
今度は立ったままで座らないんです。

そして、よだれをポタポタ落とし始め、一気に容態が悪くなっていくようでした。

足を「カクン」としながら立ち続け、やっと座ったのは２時間後。
口を開けたまま、たくさんよだれを垂らしながら「ハアッハアッ」と呼吸も苦しそうです。

やっと座った「なな」の背中をさすっていると
心臓のあたりが頻繁に「ブルブルブルッ」と小刻みに震えるのが分かります。
何度かその「ブルブルッ」が止まります。
その瞬間「なな」の「ハッハッという呼吸」も止まります。

そして突然起き上がると今度はのけぞるようにして
なんども足がカクン、カクンとなりながら
長い時間天井を見上げて何かを追いかけるように見渡します。

～～～ワタシは　まだ　行かないから～～～

見えない誰かに訴えているように見えました。。。
いえ、そう言っていて欲しいと思いました。。。

長くて寒い夜が過ぎて「なな」に朝がきました。（＾◇＾）／
夕方には大好きなガムをおねだりするほど快復しました。
ご安心ください。

何が起きたのかいまだによく分からない飼い主デス。
この写真が遺影にならなくて本当に良かったです。

＝＝＝＝＝「虹の橋」原作者不詳（引用）＝＝＝＝＝
天国の少し手前に虹の橋と呼ばれる場所があります。
地上にいる誰かと愛しあっていた動物たちは、
死ぬと虹の橋へ行くのです。

事故や病気でこの世を去った犬たちも、
ここでは元気な体で仲間達と楽しく走り回って過ごしています。
でも、ひとつだけ気がかりなことがあります。
それは大切な友達を残してきたことです。

ある日、１匹の犬が立ち止まり、遠くを見つめます。
その瞳はきらきら輝き、からだは喜びに震えはじめます。
その子はみんなから離れ、芝草の上を走りはじめます。
あなたを見つけたのです。

幸福のキスがあなたの顔に降りそそぎ、
あなたの両手は愛する友を優しく愛撫します。
それからあなたたちは、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです・・・。
＝＝＝＝＝

12コメント “ななの長い１日”