HIS用パソコンの選び方
はじめに・・・
ノートパソコンの内蔵グラフィックは交換できません。
スリムタイプのPCではグラボを増設できたとしても、
3Dを高性能で処理をするためにご飯=電源をたくさん食べます。
スリムタイプに収まる電源は300W位までしか市販されていないので
容量不足が致命的です。
最悪グラボを交換したあと起動しなくなる場合があります。
電源付きのケースを購入して
パソコンの中身をごっそり乗せかえるのも一案ですけど・・・
そこでゲーム用パソコンを購入する場合のポイントは
デスクトップ型。そして
ゲームの必須環境の中のグラフィックボード(カード)の性能です。
※グラフィックボード(グラボ)とビデオカードは呼び名が違うだけで同じ物です。
※グラフィックアクセラレータは3D処理を行うビデオチップのことで、ビデオチップを搭載した基板がグラボです。
Heroes in the Skyの必須環境にはGeForce FX5600以上とあります。
これがよくわかりませんね。
GeForce FX5600 とは GeForce FXシリーズのメインストリーム(主流派)向けモデルです。
2002年11月に発表されたGeForceシリーズの第五世代製品。
結構古いタイプでも大丈夫そうですね。
ということは・・・
FXシリーズなら5600より大きい数字のモデルならOKかい?
じゃあよく見かける「GeForce 9400GT」ならどう??
そこでGeForce(ジーフォース)の命名規則をちょっと調べてみました。
この後開発されたGeForceは
6000番台(6Series)→7000番台(7Series)→8000番台(8Series)→9000番台(9Series)となります。
例えば「9400GT」なら
9→世代 4→クラス 00→バージョン GT→性能指標を現しています。
クラスについては
GeForce ●0●●~●5●● は「ローエンド」 低性能・低価格
GeForce ●6●●~●7●● は「メインストリーム」主流派
GeForce ●8●●~●9●● は「ハイエンド」 高機能・高性能
世代が新しくなれば性能は向上していると思われますからこの際横へ置いて・・・
3桁目の『クラス』を目安にみると
「9400GT」は
『世代は新しいが価格優先なローエンド用グラボ』ということでしょうか。
HISは600、メインストリーム以上を推奨しているということです。
ちなみに性能指標(数字の後のアルファベット)は
LE・SE→下位
GS・アルファベットなし→中位
GTS・GT→上位
Ultra・GTX→最高位 です。
ということで命名規則を解読してみると性能の比較がしやすくなります。
2009年夏の主流はGeForce200シリーズで、命名規則が変更されていますので
もうあまり役に立たないかもしれませんが・・・
☆GeForce GT 200 Series
・・・・・GeForce 9400GT・9500GTに置き換わる製品(性能自体は向上)
☆GeForce GTS 250
・・・・・GeForce9800 GTX+と同じ製品(我がマシン搭載中)
☆GeForce GTX 200 Series
・・・・・実質二世代前の製品のシュリンク版(チップ縮小版)をリネームしたもの
とかなり分かりづらいです。
ちなみにGeForce100シリーズで3Dゲームは厳しそうです。
OSは今年Windows7がリリースされましたが、
新しければ良いというものでもないですよ・・・
ゲームのサポートを考えるとまだまだXPが安定していると思われます。
XPのダウングレードバージョンの販売は2010年1月までの限定だそうです。
まずはグラボが決まればそれに必要な機能は(電源も含めて)揃います。
あとは懐とのご相談です。
一つの目安としていかがでしょうかぁ~
我が家はゲームのダウンロードに4時間かかりました。
今も大きな変更があるとなかなかログインできません。
これは回線の速度なので仕方ないですね。。。
あと、モデムが落ちるのも・・・・
PCの性能が追いつけばゲームそのものは楽しめてます。